ナオキのブログ

30代の戯言

冷静と情熱のあいだ 私の赤の物語

 

 

 

naoki11k.hatenablog.com

前回の続きーー

 

 

 ◆

 

 

約一ヶ月前。

ナオキさんから久しぶりに連絡が来た。

そして、唐突にブログの執筆を頼まれた。

ブログなんて書いたことないし(そもそも、なんで今更?笑)、それに"ありのまま"に書いてほしいなんて、ナオキさん傷つかないかな?なんて思った。(本当にありのまま書いたけど。笑)

 

結論から言うと、書く自信全くなかった割には、かなり長文になってしまいました。

 

拙い文章ですが、最後まで読んでもらえたらと思います。

 

 

では、改めまして、私の赤の物語ーー

 

 

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2016年12月30日




私は助手席で窓の外を眺めていた。

 

必死に涙を堪えながら。

 

絶対に泣かない。笑顔でお別れするんだ。

 

って思ってたけど、そんなことはやっぱり無理だった。

 

堪えきれず、彼の家に着くまで大粒の涙を流し続けた。

 

 

 

 

遡ること2年前のハロウィン。

ここから話はスタートする。

 

私は少し前にいろいろあり、この時は人生のどん底

自暴自棄になり、毎日のようにSへ繰り出し、飲んだくれていた。笑

この日も友達と飲んでて、2件目に移動しようと歩いていると、コスプレ集団に遭遇。

 

「写真撮ろうよ!」

 

と、声を掛けられたのがナオキさんとの出会いの始まりでした。

 

私は写真があまり好きじゃないので断ろうとしてたけど、友達はノリノリ。

仕方なく写真を撮った。(顔は絶対引きつってたと思う。笑)

 

「写真送るからLINE交換しよ。」

 

とナオキさんが友達に言っていたが、友達は彼を華麗に交わして集団にいた他のクラスタ逆ナンし、バンゲ。

仕方なく私が交換しておいた。

だけど、その後、写真が送られてくることはなかった。

 

(きっと誰が誰かわからなくなって送れないんだな、、、

チャラそうだったし、もう関わることはないだろう。)

 

そう思ってた。

 

飲んだくれていた私は、次の日もその友達とコスプレする予定だった。

 

 

翌朝――

 

「昨日はありがとう。」

 

ナオキさんからLINE。

この時の私はもちろんクラスタの存在なんて微塵も知らなかったから、顔も覚えていないであろう彼からLINEが来たことが不思議で仕方なかった。

ただ、私も覚えてないし、興味もなかったからテキトーに返信して何回かラリーしてた。

昼過ぎから友達と合流して、着替えるためにとりあえずカラオケへ。

 

まだLINEは続いていた。

 

「今日はコスプレするの?」

『するよー。』

「じゃあ会おうよ。」

 

正直、私は会うつもりはなかった。けど、友達に話したら、

「えっ、私赤福(ホークスさん笑)に会いたい!

昨日バンゲしたの違う人だったーーーーーーー泣」

 

、、、笑

友達が完全に赤福にぶっ刺さったせい(おかげ?)で再会することに。

とりあえずカラオケを出て待ち合わせ場所に向かったけど、ナオキさんどころか赤福の顔すら覚えてない。

(実際会ったらホークスさんはイケメンでした。笑)

すると、電話が掛かってきた。

 

「どこにいるー?あっ、いた!」

 

白衣を着たそれらしき人物が近づいてくる。

しかもストロング(500mL)持ってる。笑

そして、次の瞬間、ハグ。

 

(はっ?!なんだこいつ。いきなりハグ?!チャラ過ぎやろ。)

「いやいや、チャラいなぁー。」

 

くらいで済ませておいた。

ちなみに顔はタイプではなかった。

ここでも写真を撮って、

(この時友達は無事に赤福バンゲ。笑)

 

「また後で合流しよな。」

 

と一言だけ残して、すぐに放流された。

今思うとこれがブーメラン?(ブーメランがよくわかってない。)

 

友達と、

 

『絶対もう合流する気ないよね。』

 

なんて話しながら、とりあえず寒すぎたのでクラブへ。

しばらく踊ってると、友達が、

 

「昨日バンゲした人と合流するから出よ!」

(えっ?そっち?笑)

 

そして、2人組と合流。

 

、、、全くタイプじゃない。

   

今すぐ帰りたい。笑

けど友達またもやノリノリ、、。

 

「俺たちホテル取ってるからさ、ホテルで一緒に飲まない?」

『いや!絶対行かん!』

「なんで?いいじゃん。行こうよ。」

 

しつこい。そしてやはり友達ノリノリ。

仕方なくお酒買って4人で飲むことに。

 

(4人だし、まぁギラついてくることもないかなぁ、、、)

 

と、その時クラスタの存在を知らなかった私は甘く考えていた。

 

ホテル入って間もなく、

友達、バンゲ案件とイチャつき始める。

もう1人もギラつこうとしてくる。

私、耐えられなくなり1人でホテル飛びだす。笑

 

こうして私は夜のSを1人でさまようことに、、、

 

今思うと、あの時そのまま帰ればよかったんだよね。

けど、私はなぜかナオキさんに電話してた。

 

(女子大行くって言ってたし、出ないかな、、、)

「もしもし?」

(あっ、出た!)

『もしもし?今どこにいる?私1人なんだけど。』

「は?なんで1人なん?笑 とりあえず行くわ。どこにおんの?」

 

しばらくして、赤福と一緒にナオキさん来てくれ、再合流。

赤福と友達も連絡取ってたらしく、友達も合流。

特に話をするでもなく、歩き出す。

気づいたら後ろの2人いない。

 

(ま、子供じゃないんだし、いっか。)

 

しばらく2人で話しながら歩いていると、駐車場到着。

(話の内容はちゃんとは覚えてないけど、この時"この人何言ってんだろ。"って思ってた。笑)

 

「送ってくよ。 」

『わーい。でもドライブしたい!』

「えぇよ。でも、俺引っ越してきたばっかやし、道とか全然知らんで?」

『いいよ!適当に走って。』

「わかった。」

 

とは言ったものの、思い返したら家の方向かってたな。笑

しばらくすると、

 

「やっぱもうちょっとゆっくり話したいし、〇〇の家行っていい?」

『、、、うん。』

 

あの時、なんで『うん。』と言ったのか、そもそも、なんでドライブに行きたいなんて言ったのかは自分でもわからない。でも、きっと、

 

もっと話していたい、もっと一緒にいたい。

 

って思ったからだと思う。

あの時、何を話していたかは全く覚えていない。けど、なんとなく、もっと一緒にいたいって思ってたのは覚えてる。

 

家に着いてもちろんそんな話すこともなく、、、(即られ)

 

「なぁ、まだ一緒にいたい?」

『うん。』

「わかった。」

 

私が次の日仕事だったこともあり、早朝、彼は帰って行った。

 

 

 

翌日からもLINEは続いた。

 

「昨日はありがとう。仕事がんばってな。」

『こちらこそ、ありがとう。めっちゃ眠いけど、がんばります。笑』

 

そのうち途切れるだろうと思っていたけど、なんやかんやLINEも続き、時々会うようになり、早いものでついに年末。

 

名古屋は地元じゃないこと、仕事で来てること、年末には地元に帰らないといけないことなどある程度のことは元々聞いていた。

(年齢は嘘だったけど。笑)

なので、会えるのは年末までって結構念押されてた気がする。

だけど、私は不思議とどれだけ念押されても年末が最後じゃないって思ってた。

 

ただ現実を受け止めたくなかっただけかもしれないけど。

だから、

 

「年末で最後やで?」

 

って言われるたびに、(あー、はいはい。笑)

 くらいにしか思ってなかった。

 

 

 

 

そして、迎えた2016年12月30日。

最後じゃないとは思っていても、遠く離れてしまうことに変わりはない。

それに、もちろんただ私が勝手に思ってるだけ。

ナオキさんはずっと"地元に戻ったらもう会えない"って言い続けてたから。

 

朝から複雑な思いでいた。

でも、最後にしろ、そうじゃないにしろ、笑顔でお別れしたかった。

だから会ってしばらくは平気なフリしてた。

車の中では一緒にいた数ヶ月のことを思い出していた。

それが間違いだった。

ついに堪えきれなくなり、号泣。

(その日の夜、目がパンパンに腫れた。笑)

 

「いやいや、なんで泣いてんねん。笑」

 と言われながらもひたすら号泣。

 

 

そして、ついにお別れの時。

 

「また会いに来るから。」

 

この言葉が本心だったのか、そうでなかったのかは今でもわからないけれど、ナオキさんはそう言い残して地元へ帰って行った。

 

 

 

ナオキさんは前回のブログで、「地元に帰ってからも切れることはなかった」なんて、サラッと一言で終わらせてたけど、、、

この話には続きがあって、会えないと言っていたのに、引っ越してからも、何回かは本当に会いに来てくれた。

ただ、会うのは大体いつも決まって夜。ひどい時には深夜(2時とか3時)から次の日にかけて。

いや、寝てるから。笑

 

急に連絡が途切れることもあった。(多分アポ中。笑)

仕事って言われてたけど、なんとなくわかるよね。(本当にサイテー。)

 

もちろん離れようとしたこともある。

それでも、上手くキープされていた。連絡が途切れることはなかった。(私のメンタル強すぎ)

 

本当にふざけた男です。笑 

 

 

 

 

あと、ナオキさんから

「ナンパ師って知ってどう思った?」

と聞かれてちゃんと答えていないので、ここで少しだけ。

 (クラスタの皆様、先に謝っておきます。不快な思いになられた方、ごめんなさい。)

 

 

私はナンパ師ってあんまり好きじゃない。

オンリーとか言いながらナンパ続けてる人、キープ自慢してる人、盗撮して写真アップしてる人、本当に嫌い。何のためにしてるのかな?って。承認欲求?

 

セックスの為だけに必死にグダ崩すだけのナンパなんて虚しくない? 

 

オンリーだって思ったならその子だけ大事にすればいいじゃん。キープがたくさんいることがそんなにすごいの?

 

からしたら1人の女の子すらちゃんと幸せにできない男なんて格好悪いと思う。(そもそも、オンリー=彼女じゃないの?)

 

まぁ、女の子も割り切っていて、お互い本当に"セフレ"としか思っていないなら全然いいと思う。でも、実際そこまで割り切れる女の子なんてほんの一部だと思う。

 

一緒にいたら情だって湧いてくるし、何か特別な感情があって一緒にいるんだと思う。

その気持ちにつけ込んでるのだとしたら男として本当に格好悪い。



女の子はみんな、ただ、恋をして、幸せになりたいんだよ。

 

だから、女の子を幸せにできるナンパなら、私はどんどんして欲しいと思う。

 

 

みんな怖がらずに、思う存分非モテコミットすればいい。

(非モテコミットサイコー!)

 

と思います!!

 

 

はい、言いたいこと言わせていただきました。何様だよって感じですね。(本当にすいません。)

 

 

その一方で、私はナンパでしか得られない出会いもたくさんあると思うんです。

実際、あの時、声を掛けられなかったら、私はナオキさんと出会うことなんて一生なかったから

 

そして、出会い方なんて関係ない。

 

と心からそう思う。

 

だから、一概に"ナンパ師嫌い。"って言えないんですよね。笑

 

クラスタの皆様には、セックスの為のナンパじゃなくて女の子を幸せに出来るナンパを沢山して欲しいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

出会って間もない頃、

 

「俺と出会えてよかった?」

 

って聞かれてた。

その時はよかったとも、悪かったとも言えなかったから、その度に、なんやかんやごまかしてちゃんと答えてなかった。

だって、彼がナンパ師だって知らなくても、私の他にも女の子がいることなんてわかってたから辛かったし。

 

 

でもね、今ならはっきり言えるよ。

 

 

あなたと出会えてよかった。

 



辛いことも本当に沢山あったし、悲しくて泣いたこともあったけど、一緒にいる時はいっつも笑ってて、それでも一緒にいたいって思えたから。

 

 

 

 

あとね、、、

 

 

人は見た目じゃない。

 

 

人になんて言われようと自分が幸せならそれでいい。

 

 

ちょうどいいブスが最強で最高です。笑

 

 

 

 

 

 

私の赤の物語

 

 

おわり。

 

 

 

 

 

 

 





 

おまけーー

 

私がナンパ師を知った理由は彼がナンパ用語を多用していたから。

なんにも知らない人からしたら、すごく違和感がある。

気になってググッたらすぐに出てきたよ。笑

 

 

ナンパ師のみなさん

女の子との会話には十分注意しましょう。笑

 

 

 

こんな長い長い文章、最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

 

 

赤の物語、本当におしまい。